『キンパとおにぎり』7話「君にとって僕は 僕にとって君は」ネタバレ|タッコムタンと翻訳メモの復縁

キンパとおにぎり 第7話 ネタバレ考察|本音がぶつかる夜と“ イメージ画像 ドラマ

※この記事には『キンパとおにぎり』第6話・第7話のネタバレが含まれます。

一度は別れてしまった大河とリン。第7話「君にとって僕は 僕にとって君は」は、そんな二人がそれぞれに未練を抱えたまま、もう一度向き合うことになる回です。鍵を握るのは、リン直伝の韓国料理と、翻訳アプリに残された一言でした。

前回までの流れ:二人は別れていた

キンパとおにぎりのイメージ画像

『キンパとおにぎり〜恋するふたりは似ていてちがう〜』は、小料理屋「田の実」で出会った長谷大河(赤楚衛二さん)と、韓国人留学生のパク・リン(カン・ヘウォンさん)の恋を描くドラマです。

二人は文化や価値観の違いを乗り越えながら関係を深めてきましたが、第6話「季節外れの恋人たち」を経て、別れを選んでいました。第7話は、別れた後も互いを忘れられずにいる二人の姿から始まります。

第7話あらすじ:再現を頼まれた「タッコムタン」

物語を動かすのは、一件のケータリング依頼です。「以前リンが作っていたタッコムタンを、もう一度出してほしい」という注文が、大河のもとに舞い込みます。

タッコムタンは、鶏をじっくり煮込んだ韓国のスープ料理。かつてリンが作ってくれた、二人にとって思い出の味です。別れた相手の得意料理を、よりによって自分の手で出さなければならない。皮肉な巡り合わせのなかで、大河はリンと過ごした時間を否応なく思い出していきます。けれど、見よう見まねで作るタッコムタンは、何度試してもあの味になりません。

翻訳アプリのメモに込めた、不器用な本音

レシピを再現できずに行き詰まった大河は、リンに助けを求めます。そして、翻訳アプリの直訳まじりのメモに、こんな一言を残すのです。「俺のことが好きなら食べろ」――。

韓国語に訳された、ぶっきらぼうで不器用な言葉。けれど、その奥にある気持ちは、まっすぐにリンへ届きます。メモを読んだリンは涙を流し、二人はついに復縁へと向かいます。料理と、つたない翻訳の言葉が、別れた二人をもう一度つなぎ直す。言葉が足りなくても、伝えたい気持ちは伝わる。むしろ、上手に飾れないからこそにじむ本音もある――そんなことを思わせる、本作らしい味わい深い場面です。

ここまでの二人の歩み

第1話で「田の実」に偶然現れたリンと出会った大河は、文化や価値観の違いに戸惑いながらも、少しずつ距離を縮めてきました。誕生日をめぐるすれ違い、大河の家族と過去、そしてそれぞれが抱える将来への迷い――いくつもの場面を一緒に越えてきた二人です。それでも第6話「季節外れの恋人たち」で別れを選んでしまうあたりに、本作の誠実さがあります。気持ちさえあれば何でも乗り越えられる、とは描かない。違いを抱えた二人が一度は離れ、それでも互いを思い出してしまう。第7話の復縁が胸に響くのは、その積み重ねを丁寧に見せてきたからこそです。

個人的に感じた、第7話の巧さ

ここからは筆者の見方です。この回の素晴らしさは、復縁のきっかけを「立派な告白」にしなかったところにあると思います。

大河が残したのは、翻訳アプリを通した、どこかズレた直訳の言葉です。流暢でもロマンチックでもない。けれど、言葉が完璧に通じ合わないからこそ、料理という“もうひとつの言語”と、不器用な一言の本気度が際立ちます。「似ているけれど違う」二人が、違いごと相手を選び直す。タイトル「君にとって僕は 僕にとって君は」が、静かに胸に残ります。

第7話についてよくある疑問

大河とリンはいつ別れたのですか?

第6話「季節外れの恋人たち」で別れています。第7話は、その別れのあとも互いに未練を抱えた状態から始まります。

「タッコムタン」とはどんな料理ですか?

鶏をじっくり煮込んだ韓国のスープ料理です。かつてリンが大河に作っていた、二人の思い出の味として描かれます。

二人は復縁するのですか?

はい。大河が翻訳アプリのメモに残した不器用な一言をリンが読み、涙する場面を経て、二人は復縁へと向かいます。

どこで配信を観られますか?

放送はテレビ東京系「ドラマプレミア23」で、見逃し配信はTVerなどで行われていました。最新の配信状況は公式情報をご確認ください。

おわりに

第7話「君にとって僕は 僕にとって君は」は、別れた二人が料理と不器用な言葉でもう一度つながる、復縁の回でした。一度離れてみたからこそ、二人は相手の存在の大きさを、あらためて思い知らされます。完璧に通じ合えないからこそ、それでも相手を選び続けることの意味が問われる。終盤戦に向けて、二人の関係がどんな着地を見せるのか、ますます目が離せなくなる一話です。

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